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【レポ】鎮守府氷祭り 氷上の観艦式 

あまりのすばらしさに語彙力が消し飛んだ、まさに「筆舌に尽くしがたい」演技を見せつけられた「鎮守府氷祭り 氷上の観艦式」。
アニメやアーケード版で表現された「スケートのように水上を進む艦娘」たちをまさにスケート、アイスダンスで表現するこのイベントは、素晴らしいスケーターによる演技とプロジェクションマッピングを活用した演出、さらに舞台上での太鼓やストリングスによる生演奏、声優による歌とアイスダンスのコラボレーションで、来場したプレイヤー、提督たちを魅了した。
アイスショーとしてはまだ粗削りの構成・演出だったとの評もあったが、出演者の素晴らしい滑りもあって、アイスショーの素晴らしさがよく伝わる舞台となっていた。

そんな素晴らしい舞台を、演者ごとに振り返り、語っていきたい。
とても長いので覚悟してください…。

目次:
無良崇人提督
伊藤みどりさん
澤山璃奈さん
艦娘のみなさん
深海ヲ級、戦艦棲鬼
海防艦/駆逐イ級
艦娘太鼓
ストリングス
声優陣
艦娘音頭



無良崇人提督

今回のステージのMVPと言っても過言ではない「提督」役。その演技は多くの男性提督たちを魅了した。

正直に言うと、大変申し訳ないが、無良さんのことは全く知らなかった。このステージについては「あの伊藤みどりさんが登場する」という話のインパクトが大きく、無良さんについては「男子フィギュアスケートの中ではすごい人らしい」という印象しかなかった。
「艦隊これくしょん」において「提督」とはプレイヤー自身を示すもので、おのおの自分なりの「提督像」というものを持っている。なのでうかつに表現すると「こんなの提督じゃない!」と言われかねない非常にセンシティブな役どころで、アニメでも表立って描かれることはなかった。
そんな中で、それも男性提督としての登場。僕は完全にゲスト的な意味合いで受け止めていたし、無良提督グッズがいの一番に売り切れたと知った時も、スケートファンたくさん来てるんだな、という印象しか持たなかったし、入場特典のアクリルキーホルダーも、男性キャラのもらってもなぁ、と赤城さんのをもらうことにした。

しかし初演を観て、この選択を心から後悔することとなった。
真っ白なカッチリとした海軍軍服を身にまとって繰り出す、力強いスケーティングに、高さのあるジャンプ。それまで滑っていた女性スケーターとは次元の違う迫力を見せつけると、艦娘たちとの優雅なダンス。そして艦娘たちの演習を、手を後ろに組んでスポットライトを浴びて眺める様子は、それだけで大変男らしいかっこよさに満ちていた。
背筋をピンと伸ばした、適度に鍛えられた体躯の、誠実な提督。力強さと優雅さを兼ね備えた紳士。立っているだけでも様になるのに、艦隊選定のためにただ滑りだしただけで魅力を増す。優雅でありかつ男らしいその姿は、まさに「提督」としての理想像の一つの解だった。
男が惚れる、男が憧れる、かっこいい真の男性提督の姿が、リンクにあった。

男にとって、ライバルである他の男の男らしさに惚れるということは滅多にない。しかし無良提督のその背中は、滅多に観られない、まさに「男の中の男」の背中だった。
初演の前半の初登場時にはごく普通の拍手だったものが、後半では大きな拍手に代わり、最後にカーテンコールで登場した時には、演者に対するものの中でも最も大きな「野太い歓声」が会場に響いた。千秋楽ではスタンディングオベーションや「提督!」「ありがとう!」の声もかかったという。
その場にいた提督たちにとって、「無良提督」は理想の提督像の一つとなった。

無良さんはその後のツイートで「受け入れられてうれしい」とおっしゃっているが、これは無良さんの体躯、人格、能力があってこそなしえたこと。真の男としてのかっこよさを示してくれたことに、心から感謝したい。

スケートファンの皆様のお話によると、オリンピックの選考から惜しくも漏れたことで、不遇の評価を受けていたこともあるという。これだけ男らしい演技ができる人なのに、あまりにもったいない。
今回の「無良提督」の役が、無良さんにとっての飛躍の足がかりの一つとなってくれるとうれしいし、真の男として応援していきたい。

無良さんは洋菓子のヒロタ所属で、今回の提督シュークリームセットはそれで出たものらしいので…。
今日さっそく飯田橋に寄って洋菓子のヒロタのシュークリーム購入。相変わらずおいしい。
無良さん応援したい方は、ぜひ洋菓子のヒロタのお菓子を。


伊藤みどりさん

「無良提督」の男ぶりに話題がすっかり取られてしまったかと思いきや、その表現力は目を見張るものがあった。
小柄な人だったはずなのに、その表情、手足のしなやかで大きな動き、全てが大型深海棲艦としての威厳をまとい、誰よりも大きく見えた。ジャンプをせずとも、登場しただけで場を支配し、その滑りだけで恐るべき力強さを表現し、氷上を自由自在に動き回る。まさにレジェンドだった。
とてもではないがこんな敵が出てきたら勝てない。

もちろんこのレジェンドの演技にも、惜しみない拍手が送られた。
初日のカーテンコールでは、誰よりも急激な加速を見せ、会場を驚かせた。まさに一流のトップスケーターだからこそなしえる滑りである。それを目の前で観られたことは、本当に幸せなことだった。

澤山璃奈さん

謎めいた深海棲艦を演じた澤山さんは、女性フィギュアスケーターらしい繊細で優美なダンスを披露した。特に「月夜海」のソロパートは圧巻だった。

このパート、生演奏に声優陣の歌が最初に出てきて、「艦これパートってことだろうけど、スケートファンにとってはどうなんだろう?」と不安だった。しかし2番から澤山さんが登場、生演奏と歌に合わせて優美なダンスを披露してくれたことで、艦これとアイスダンスが見事に融合。コラボレーションの美を見事に示してくださった。
あの美しい深海棲艦が出たら、とても倒せない。美しすぎて。


艦娘のみなさん

こちら「シンクロナイズドフィギュアスケート」という比較的新しい種目で、要はシンクロナイズドスイミングのスケート版である。氷祭り終了後に動画を見てみたが、その集団滑走の美しさは圧巻である。
今回はその技術を惜しみなく披露してくださった。

2列での複縦陣を中心とした滑走から、単縦、輪形、単横、梯形と自在に陣形を変える様は、まさに「艦隊これくしょんArcade」で見る自艦隊そのもの。艦隊を分けて、また複数艦隊での交差、敬礼しながらの入れ違いなど、まさに流れるような美しさ。
さらに、アイスダンスでよく見る「一人が回転しながら手をつないだもう一人を振り回す」技や、シンクロフィギュアの技の一つであるらしい、数人ずつ列になって一点を中心にくるくる回る技など、アイススケーターとしての技術も惜しみなく披露。
そして深海棲艦との戦闘では、リンクを所狭しと駆け回り、入れ違い、入り乱れ、リンク端に一斉にびしっと並んでの一斉砲撃、と緊迫感のある演技。やられてからの撤退、傷つき苦しみながら戦い続ける姿、どれもが素晴らしかった。

その上で、各艦それぞれの特徴的な動きも魅力だった。
14日しか見られなかったので、14日の演技で語ると…
・赤城と加賀
大柄でジャンプもこなすとても上手なお二人。背中合わせに立つポーズはゲームのトレードマークと言うべきポーズで、提督にとっては本当にうれしい。
にこやかな赤城とクールな加賀というキャラにも配慮された演技も見どころとなった。
・金剛、比叡、榛名、霧島
同じく大柄で、しかもあの長い振袖で優雅に滑る。積極的な金剛、提督と距離を置く比叡、素直な榛名、クールさを崩さない霧島(眼鏡外さない!)のキャラの演じ分けと、無良提督との優雅なダンスは本当に美しかった。
・夕立
出てきた瞬間から「美人さん」とわかる夕立だが、ゲーム内でも有数の美人駆逐艦なので、まさにゲームから出てきたようだった。
強い艦なので、僕も含めてゲーム内でお世話になっている提督も多い夕立を観られたのは、本当にうれしかった。
・時雨
こちらも見ると同時に「あぁ時雨だ」とわかる、落ち着いた滑り。小柄なところも駆逐艦らしい。
・響
Warspiteの声優・内田さんをエスコートした駆逐艦として、またジャンプする駆逐艦として強烈な印象を残した。ジャンプを見せた時には会場から大変な拍手があがった。
・満潮
たぶん一番小柄だったように見えたが、そこがまたいかにも満潮らしくてよかった。
・神通、阿武隈
軽巡として「戦艦と駆逐艦の間」という体格で、本当にうまく揃えたな…と。特徴的な衣装と髪型で、ついつい目で追ってしまう。
・最上、三隈
こちらもまた「戦艦と軽巡の間」の体格の方だったのだが、ショートヘアーの最上がまさに最上で、女の子らしい三隈との対比が素晴らしすぎた。リンクに出るたびに「あの最上さん本当に最上っぽいなぁ」と思いながら追っていた。
・瑞鶴
14日はチョロっと出ただけで終わってしまったが、千秋楽では最終ボスとの戦闘に加わったらしい。それも加賀さんと。うわーん観たかった…。
・夕張
神通と交代だったので観られず…。


深海ヲ級、戦艦棲鬼

ヲ級はよく見るので「ヲ級ちゃん」、戦艦棲鬼はその体力でこちらの攻撃をことごとく受け止め吸い取るため「(吸引力の変わらない)ダイソン」と呼ばれ親しまれている敵艦。
この2艦のおどろおどろしさを見事に表現してくださった。
同じく敵艦である駆逐イ級を伴っての場面では、子供スケーターである駆逐イ級が追いつくのを待ちながら周回するところがまた「いかにも深海棲艦の艦隊」らしく、楽しかった。


海防艦/駆逐イ級

こちら、「ノービス」と呼ばれる子供のスケーターによる演技だったのだけど、ちゃんと大人についていく、複数人で演技できる、と大変上手だった。
時々転んでしまうのもまさに「ご愛敬」で、海防艦のかわいらしさを引き立てていた。提督として、ちゃんと海防艦育てよう、と思えた。
択捉級の少し大きな子たちは見事にジャンプも決めていて、きっと名のある子なのだろう。将来オリンピック選手になったりしたらとても楽しいので、ぜひ頑張ってほしい。

会場での人気も高く、まさに保護者が子供を見るかのような感覚で愛されていた。


艦娘太鼓

伊勢と日向のコスチュームで叩く太鼓は迫力があり、また太鼓を叩くアクションも美しく、リンクと舞台のどっちを観たらいいか、まさに「目のやり場が多すぎて困る」状態だった。
過去の艦娘太鼓の演奏でも一番だったと思う、素晴らしい演奏だった。


ストリングス

生のストリングス隊が出てきた時もまた、リンクと舞台どっち観たらいいか、という感じだった。
リンクの優雅なダンスを生演奏のストリングスともに観られる贅沢さ。「艦これ観艦式」要素として見事に融合し、ステージを彩る、素晴らしい演奏だった。


声優陣

14日に登壇したのは、藤田さん、野水さん、洲崎さん、内田さん、タニベさん、宮川さん。
あくまでメインは「アイスショー」に徹した構成になっていたため、出番は一部のセリフ回し、場内アナウンスと歌だけだった。
そんな目立たない位置にいる、というのが、艦これ提督としては逆によかったと思った。このステージはアイスショーを楽しむのであって、声優イベントではない、と。
それでも歌とダンスのセッションで見事に融合を果たしていたのは、本当に素晴らしい。

僕の場合は特に藤田さん、洲崎さん、内田さんに注目。

藤田さんは初音ミク好きとしては「初音ミクの声の人」であるのだけど、赤城をはじめ艦これの多くの艦を担当し、かつ熱心に艦これをプレーする提督でもある。なので艦これイベントに出ると、担当声優というより提督として盛り上がってくれるので、感想やコメントが楽しい。今回も赤城と加賀のスケーターの並びに大喜びしていたようで…さすがさっきぃ提督。

洲崎さんは艦これイベントでは大人しめのきれいな女性として登壇、今回は静かなしゃべり方をする「響」の担当だったのでなおさら大人しい雰囲気だった。
一方で自身の担当する某ラジオ番組では自由に発言する大変面白い方で、そのラジオ番組リスナー、別名「豚リスナー」の一人としては、今回もまたきれいな洲崎さん、別名「ヴィーナ洲崎さん」だったなぁと。

内田さんは艦これの「秋刀魚を焼いて振舞う」イベントで壇上で大根おろしをして以来、「登壇して何かをすりおろす人」扱いされている。前回のイベントでは「マイすりおろし器」を持参したとか…。
でも今回は何もすりおろさず、で話題に。リンクを滑ったので氷をすりおろしたかも…?

艦娘音頭

これだけは演者さんへの感想ではないけれど。
別名「サバト」、魔女の集会と言われる艦娘音頭。まさかショーの途中で出てくるとは思わなかった。
優秀なスケーターさんたちが法被を着こなし氷上で踊る。海防艦の子たちがいるのがまたものすごく祭りっぽい。
さらにこのスケーターさんたちがゆっくりと円を描きながら踊る…これ完全に盆踊りだー!
夏祭りに来た!という気分になれた。

ともあれ、新たなコラボレーションと美しさを見事に示したこのステージ。
もう一度見て、詳しく考察して感動したいので…映像作品に、してもらえませんかね…?
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コメント

素晴らしいレポ有難うございます。
噂の艦これショーがどんなものだったか知りたかったのですが、内容と見どころや、受け止めがとてもよく解りました。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます!
内容順にまとめることも考えたんですが、あまりにも感動しすぎて記憶があいまいになってしまってたので、とりあえず思ったことを書きとめておくためにこういう形になってしまいました。

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