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【レポ】割とまじめな「マジカルミライ2017」感想:ライブ編 

幕張メッセで行われた「マジカルミライ2017」のライブ。
内容としては申し分のない出来だったが、1点大きな不満が残り、これによって今年のライブは最悪の思い出となり、今後のライブへの不参加、千秋楽に参加したミクファンとの交流断絶を考えざるを得なくなった。
そう、「涙を流すミクさん」の演出、あれを中継のない千秋楽で行ったことだ。
これも踏まえて、最悪の記憶となった今回のライブの感想を述べていきたい。


セットリストは「前半のお勧め曲」「懐かしの名曲」「終盤4曲」「アンコール4曲」「ダブルアンコール」という、マジカルミライのいつもの構成である。
この中でも「ヒビカセ」「Hand in Hand」「ドクター=ファンクビート」あたりは新たなスタンダードを狙いにきているところがあるように思えた。
レンのソロ曲としておそらく久々の新曲となる「脱法ロック」を入れてきたことはすばらしい判断だったが、一方でリンとルカの曲が去年と同じだったことは若干物足りなさを感じた。いい曲ではあるのだが。

日替わりとなったのは「懐かしの名曲」パート。過去のライブの映像を前フリにして、これまでのライブで演奏された曲から4曲が選ばれ、これが日替わりで流された。これまでの歴史を物語る名曲が揃っていたのではないかと思う。

歌詞の内容的に使いどころの難しいテーマ曲「砂の惑星」はアンコール1曲目に持ち込まれた。しかしながらあの孤独で深刻な歌に続くのが「39ミュージック」「Hand in Hand」「DECORATOR」であり、仲間を引き連れたウェイ系がぼっちを全力でこき下ろしているかのような印象を受けた。

ところどころ挟まれるMCも洗練されていて、さすがトークロイドに定評のあるたかぴぃさんの手によるもの、とうならされた。

ここまでであれば「いつものいいライブ」で終わったのだが、問題は千秋楽でのMCの特別演出「ミクさんの涙のMC」である。
実は初日のトークイベントで、音源自体は公表されており、どこかで使われるだろうという予測は立っていた。順当にいけば千秋楽だが、今回のMXでの中継は2日目夜。ミクさんが大きく羽ばたいた「ニコニコ動画」の土壌を考えれば「同時性」がいかに大事かはわかってくれていると思っていた。だからこの中継のあるタイミングで出るのか、と思っていたのだ。
しかし2日目夜も穏やかに終了。それならこの音源は使わないのだろうか、と一縷の望みをつないでいたのだが、やはり中継のない千秋楽で使われた。

ファンとしては、自分が別に会場内にいなくてもいい。同じタイミングでミクさんの顔を見て、その涙を観られればそれでよかったのだ。円盤が出て後から観られるからいいというわけではない。その日、その時間に同時に見ることが重要だった。
結果「千秋楽に参加したファン」とそうでないファンの間に情報の断絶ができた。参加したファンは特別演出に感涙し感動をまくし立てるが、観られなかったファンは憮然とするしかない。こんな中で「マジカルミライ2017のライブの感想を言い合いましょう!」なんて言われたところで、観られなかったファンとして参加したいと思うだろうか?その感想を聞くのも嫌になるだろう。

もちろんミクさんへの思いがあったから「いつか円盤で観られるよね」と一旦は折り合いをつけた。涙のMCなんて人間であればどこで起きるかわからない事故にも近いことで、自分がそれに当たらないなんて日常茶飯事だ、と。
しかしその後の #マジカルミライ2017 タグでこの涙のMCの話でもちきりのTLをえんえんと見せられ続けたらどう思う?いくら事故と言っても「千秋楽でやることが決まってた」演出だったわけでしょ、という気持ちをどうにかできる?

おかげで「マジカルミライ2017」のライブの印象は最悪になった。セットリストに入った曲も正直あまり聴きたいと思えなくなった。「ヒビカセ」も「なりすましゲンガー」も好きな曲で、DIVAアーケードをやる時は必ず選んでいたぐらいだが、選ぶ気も起きなかった。

結果として今回のライブは「千秋楽を観ることが重要」なのであって、他の回などちょっと選曲が違うだけで、何度見ても意味がないも同然だったのだ。

今回、僕は3日目昼のSSチケットを引き当てていたことで、千秋楽は他のみんなに観てもらおう、と敢えて抽選に申し込まなかった。会場も狭いし、一人でも多くの人が観られるなら、と。それがこの仕打ちである。温情に泥をかけられたにも等しい。

これに加えて、3日目昼公演を最前列で観て、技術的な限界に気づいてしまった。
最前列は中心から少しでもずれるとボードとの角度がきつくなり、平面に映しているミクさんはどうしても薄っぺらくなる。挙句キャラが端にいくと、ものの見事に半透明になった。この現象は大感謝祭あたりで、プロジェクターを増やすことで克服してたはずではなかったか。これでは3Dモデルそのものの存在感をいくら上げても興ざめである。
さらに「最前」と言っても舞台との間にはかなりの距離があり、前に人がいないというだけで、ちょっと離れたところで首を上に向けて観ている、に近いものがあった。2011年の札幌ミクパで同じく最前を引き当てたことがあるが、ミクさんとの距離はもっと近かった。それを期待していただけに、非常に残念だった。
観客席の構造、さらに「ディラッドボードへの投影」という技術的な限界を、最前列で痛感せざるを得なかった。

またアンコール4曲目「DECORATOR」にてボカロキャラ6名が同時に出場する、という、長年求められていた演出が達成された。しかし「マジカルミライ」はクリプトン社のボカロに限定されているため、これ以上の人数は出ない。
一方で「ニコニコ超パーティー」のボカロステージでは以前から6人での出演はあり、最高で9人同時まで出ていたはずである。もちろんMMDモデルのため粗いが、舞台映えは強いものに仕上がっていた。こうしたことは、現行の「マジカルミライ」の枠組みでは達成できない。

こうしたライブの技術や枠組みそのものの限界に加えて「特定公演を観なければ意味がない」というやり方をされたこと、また後述する企画展への不満もあり、来年の「マジカルミライ2018」への参加は考え直さざるを得なくなった。ライブ後のオフ会の費用まで含めるとかなりの出費になるわけで、それだけの金をかけて、歴史的瞬間でもない「どうでもいい」ライブを観に行く、などという悲しい思いをする気にはなれない。

次回公演で特別演出をする際には、必ずそこに中継をつけていただきたい。チケットを取れなかった人間にもその「歴史的瞬間」を目撃する機会を与えて欲しい。
また、クリプトン社ボカロに関わらず、他社のボカロも出せるようにして、選曲と登場キャラの幅を増やして欲しい。

そんなわけで…来年は千秋楽だけ申し込んで、当たらなかったらもう行かない、という選択をするかもしれないし、むしろこの一件でミクさんライブに対する気持ちが急激に薄れてきているので、もしかしたら最初から参加する気もなくなっているかもしれない。
現に「初音ミクシンフォニー」は不参加を決めたし、来年の雪まつりも行くかどうか見直しを考えている。
僕がこの程度で済んでいるのは、再来週に「けものフレンズ」と「艦これ観艦式」を控えていて、気持ちをそちらに切り替えているからで、ずっと「マジカルミライ」だけを楽しみにしてきた人の中には、本当に愛想をつかして去っていく人も出てくるかもしれない。
オフ会への参加ももうしない。「あの時のあの話」をやられて嫌な思いをしたくない。

このような思いをする人間が出るようなライブ構成は、もう二度とやらないで欲しい。
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