【コラム】マジカルミライ2016千秋楽終演後のコールの顛末 

あのコールの一件全体を通して見た人間として、あのコールについて語ろう

<何が起きていたか>
最初は中でBGMに合わせて声あげてた。
なぜそんなになったかっていうと、盛り上がってたこともあるんだけど、出口が狭すぎて出場を待たされていたから。
「清掃作業に入りますので速やかにご退出ください」と言われても出口が詰まってて出られない。前日夜公演で「端の方が早く出られます」というからそっちに並んだが、出口が真ん中しかないので結局変わらなかった。つまり前のほうの観客は後ろのほうの観客がはけ切るまで待つしかない。で、その間踊って待ってた。
だいぶ待たされてようやく最後尾が自分たちの近くに来たので、そこに取り付く形で踊りながら出場。もちろん会場外では基本的に騒がないものなので、ゲートの敷居をまたぐあたりで終了。妙に暗かったので明かり代わりにキンブレはつけっぱ。退場列は流れているが遅い。
場外に出てしばらくして、後ろのほうでミクコール。おいおい外でやるなよ…と思ったがよく考えたらまわりは日曜の夜はほぼ無人となるオフィスビルと駐車場ぐらいしかない。ならそのままでもいいんじゃね?とコールをテンポ代わりにして歩行。そのおかげでむしろ退場スピードが若干上がった。このタイミングで退場列はよどみなく流れている。
しばらくたって流れのわきの開いてるスペースで上を見てる人たちがいる。なんだろ、と思って見たら壁にミクさん。何だこれ、と思いつつも30秒ばかり見てから後にする。しばらく歩いて後ろを振り返ったらネギ畑できてて、退場列の流れを少しばかり塞いでた。あれはちょっとまずいんじゃねーの?と思いながらも逆流して止めに行くような距離でもなくなってたのでそのまま退場継続。
痛車のオーナーが手を振るのを見ながら行進のように手を振りつつ進み、階段を上ったところで、同じようにキンブレつけっぱな人たちの流れがキレイ。そこにいる人たちが退場者に向けて手を振ってて、退場者列からも手を振り返す。たまに声が上がるがここは駐車場と線路の間、声を気にしなければならない相手もいない。面白いということで階段踊り場までいって手を振ってみる。 歩きながら手を振るのは 誰でもできるので、もちろん退場列は止まってない。
が、突然退場者の列が止まる。何が起きたの?と思ったら階段の下で止めてる奴らがいる。「早くしろ早くしろ」とか行ってる。写真でも撮りたいようだ。いいからさっさと上れよ、と言おうとしたらどうやら撮影が終わったらしく上ってきた。
その後は粛々と人が出てきてたので、滞留したことはないようだ。

<声を出したのはそこまで悪いことか?>
原則的に、会場を出た後まで騒いでいるのはよろしくないのだが、この場所の場合意外と何とかなるかもしれない。

幕張メッセ9-11ホール裏
https://www.google.co.jp/maps/@35.6503598,140.0356952,17z

終演後コールしながら練り歩いた一部ファンたちは、
「東京ガス幕張ビル対岸のホールの敷地内をまっすぐ角まで進み、右に折れて京葉線沿いに公園まで向かう」
というルートを通っている。このルートから「1ブロック」内にある建物は、
・東京ガス幕張ビル(企業オフィス)
・キッツ(スポーツジム)
・イオンタワー(企業オフィス)
のたった3つだけで、あとは幕張メッセ本体と駐車場である。
で、そのうち「キッツ」には一昨年~去年会員として通ってたが、建物の中に入って京葉線の線路の音が聞こえたことはなかった。(ジムなのでスパや休憩所もあるがそこでもガタゴト言うのを聞いた記憶はない。)
つまり、この3つの京葉線至近の建造物は、京葉線の騒音に耐えるつくりになっていると考えられる。
で、このファンのルートと本当に接したのは「東京ガス幕張ビル」だけで、イオンタワーもキッツも線路の向こう側。線路の音に耐えられるビルで、線路の向こう側での多少の騒ぎが影響するようなことはまずないだろう。あーなんかにぎやかだね、今日もイベントあったのかな?とこの程度だろう。
しかも時間は日曜20時。ジムには人がいたかもしれないが、企業オフィスにいるのは当直の人か、無茶なプロジェクトに巻き込まれて縛り付けられたかわいそうな人だけ。しかも騒音に強い設計となっていると思われるビルの中にいる。 地図を見てもらえればわかるが、ホール裏手の道は幕張メッセと駐車場、東京ガス幕張ビルにしか通じていない。散歩するにしても1ブロック向こうに歩道つきの川があるのでそこを使う。
日曜20時にこの道を通るのは、抜け道を使う車とポケモントレーナーぐらいだろう。(Ingressエージェントは噴水の公園にポータルが並んでるのでこの道はいちいち通らない。)
つまりこの場所、特に集団の通ったこの2辺は、異常なぐらい人のいない、エアポケットのようになっている場所なのだ。
もちろんそこで騒ぐのは決して推奨されるようなものではないし、他の会場で同じことができるなんてことは考えてはいけない。
だが、時々歓声をあげたり、キンブレを振るぐらいのことは十分にできたと思われる。特に角を曲がって京葉線と駐車場に挟まれたエリアに入ってからは。
実のところ、今回この歓声の件は他の件と比べるとさほど大きな問題ではない。

<一番の問題>
あの列での一番の問題は、退場列を滞らせた2か所の行為だ。
1つは携帯式プロジェクターでミクさんの映像を出し、そこに人を集めてしまったこと。速やかな退場の行軍を続けることがあの場所での前提条件で、休憩や待ち合わせのために個々人が列の端に避けて立っている程度なら問題ない。しかしプロジェクターに映像を投影して人を足を止めてしまうこと、そしてその人だかりで退場列を一部でも塞いでしまうことはしてはならなかった。
もう1つは公園に抜ける階段の下で写真を撮ろうとして足を止めたグループ。このグループのせいで退場列は完全に停止した。階段を上り踊り場に出ればあの程度の人数が立てるスペースはあったわけで、そこから後ろの列をバックに撮影すればいいものを、そうせずに退場列を完全に止めてしまった。記念に写真を撮りたい気持ちはわかるが、大前提である「速やかな退場」を妨げる行為はしてはならなかった。
そしてこの滞留で待たされた人物が、腹いせに、退場時に少しでも声を挙げたりキンブレをつけて歩いていた人間を「マナー違反」と称して罵り、誰かを一方的に罵ることでプライドを保って生きる人間がそれに乗じたわけだ。

<で、どうするの?>
まず大前提である退場処理を妨げた人々は厳しく非難されるべきだろう。どれだけ楽しかろうと何をしたかろうと、退場処理を妨げるようなことだけは絶対にしてはならない。
歓声については、正直お勧めはしない。確かにこの場所は多少の声を挙げられる場所とはいえ、数千人単位の人間が声を挙げたらさすがにうるさい。数十人単位での歓声や拍手にとどめておいた方がいいが、誰かが挙げればそのまま波のように広がって収集が付かなくなることが予想されるため、注意すべきだろう。
無言でキンブレを振ることについては問題なくできると考える。メッセ敷地内であれば木が植わっており光がさえぎられるし、東ガスもイオンタワーもオフィスビルなので、中の人がキンブレの光がまぶしく思うほど窓の外に向いて仕事をしていることはない。そして何より、駐車場脇のルートは人目をはばからなくてはならない建物はない上、階段上の公園などからお互いに振りあえば、大変美しい景色になるだろう。もちろん退場路での停止は厳禁。大前提である退場を妨げないだけでなく、「退場ずる人々が光を持って動いている」ということそのものが景観を生んでいるためだ。
そしてこのようなことができるのは、周囲から隔絶された幕張メッセ9-11ホールの裏手だからだ、ということも忘れてはいけない。
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