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【レポート】マジカルミライ2013行ってきた 

WVCの感想の途中だが、マジカルミライ2013の感想をまとめておきたいと思う。



■来場者の顔ぶれの豊かさ
 一番驚いたのは、来場者の顔ぶれの豊かさ。
 昼が18歳未満優先公演だったこともあり、子供連れのご家族が本当に多く、どこを見回してもいる。親子でマジカルミライではないミクさんTシャツを着てたりと、長年のファンであることをよく表していた。
 しかし驚いたのは、中年・熟年夫婦を何組も見かけたことだ。どちらもミクさんをあしらった服に身を包み、一目でファンとわかる。その表情は期待に胸を膨らませ、生き生きとしていた。
 さらに今回は「世界向けのチケット予約」も受け付けており、全世界20ヶ国からの参加があったという。なので外人さん、特に目立つ欧米の方の姿があちこちに見られた。
 結果、横浜アリーナ周辺もイベント会場内部も、東京駅のような巨大ターミナルに近いバラエティに富む客層となっていた。10年ほど前に参加したオフィス・オーガスタのフェスは若い人たちが多く、家族連れはあまり見かけなかったことを考えると、この客層の老若男女とりまぜっぷりは、特異なものなんじゃないだろうか。

■カルエリアの展示
 カルエリアはどちらかというと「これまでのミクさんと最新動向の紹介」で、そうした動向と一緒に動いていた人たちにはそんなに目新しいものではない。が、こういうまとまった展示は、一般の人々にとっては、ボーカロイドの文化的な側面を紹介するにはいい展示だった。来場者は思い思いにイラストを撮影したり、展示を興味深そうに眺めていた。
 何より子供たちがすごく楽しそうに、ミクさんの像を撮影したり、折り紙を折ったりして過ごしていたのがすばらしかった。きっといい思い出として、子供たちの印象に残り続けてくれるだろう。

■ミライエリア
 物販で適当に買えばいいや、ぐらいに思ってたんだが、ちょっとした即売会みたいになってて面白かった。
 長蛇の列の公式物販。グッズを列の脇に置いといて実物を見せる、というやり方はよかったんだが、商品注文リストを作ってくれたらもっと早く処理できるのに…と残念に思った。ちょうど行った時、昼開催直前で、急ぎ気味の家族連れがいらっしゃった。
 企業ブースの雰囲気は小さな同人即売会のよう。合体サークルぐらいのスペースに商品を並べ、後ろに看板を立てている。さほど列にもなってはいないものの人通りは多く、フラフラとスペースを物色するにはちょうどよかった。
 コスパやアスキー、タイトー、ファミリーマート、ウィッグやドールのメーカーなどの「いつものメンツ」や「業界関係」だけでなく、クロネコヤマトの企画による北海道名産のお届けサービスが展開されていた。ミクさんのダンボールに野菜やスイーツを入れて送ってくれるサービス。ダンボールはダンボールで売られているのだが、私は野菜が欲しいので注文。大きな茄子とトウモロコシが楽しみで仕方ない。
 ゲーム試遊はmirai2、F 2nd、ホッケーどれもが1時間程度だった中、AC Future Toneだけが常に150分待ち。残念ながらこれはあきらめた。秋葉原でもロケテでやったし。
 ここにあったのが、ボークスによる来年発売のミクさんドール。これが顔立ち、髪、服装共にすばらしい出来。さほど人形人形しておらず、ベースとなったiXimaミクさんの特徴をよく再現している。これは…買うしかあるまい…。
 このエリアにはミクダヨーさんやミクナノーさんも登場、多くのファンに囲まれていた。

■エクストラエリア
 駐車場スペースに屋台がたくさん出ている。ここにGSRの車もあったのだが、見ずにきてしまった。
 とにかく日差しがきつすぎて厳しかったが、麦とろ飯や油そばなど、ちょっと変わったものが売っていて、ちょっと食べるにはよかった。特典のコースターもついてきたし。

■マジコンサート

 マジカルミライのメインはこのコンサート。すでに多くの人々からの絶賛を浴びているこのコンサートだが、私にとっては「見たい物を見せてくれた」コンサートだった。

 会場に入って驚いたのは、その巨大さ。最初は和歌山のビッグホエールに入った時ぐらいの印象を受けたが、それは入り口が、会場の中心にある平らな「センターエリア」の端にあったから、だった。自分の座るのは斜めになった席を上に上がって上がって上がって…舞台上のものが豆粒になった。明らかにでかい。明らかに和歌山のスタンド席より遠い。
 これではもうミクさんは見えないな、とあきらめてたのだが、この席はさらに不運なことに、プロジェクターの射線上にあった。つまり舞台のど真ん中にミクさんが立つと、プロジェクターの光をそのまま受けることになり、緑の明るい点が見えるだけ、となる。ミクさんの姿はモニターで確認するほかなかった。
 さらに今回の公演でのミクさんは、明らかに光量が抑えられ、暗く薄くなっていた。おそらく席にプロジェクターの光が走るから明度を抑えたのだろうが、結果として遠くの席からはミクさんの姿ははっきりとは確認できないことが多かった。この上に舞台上からの光の演出が多く、美しくはあったが、ミクさんの姿をかき消してしまっていた。

 しかしそれでも補ってあまりあるものが、このコンサートにはあった。
 モニターに映るミクさんはかわいらしく美しく、不自然な所はなかった。時折見られる、2号さんのこだわりポイント「脇のくぼみ」は、本当にどきりとするほどの質感と美しさがあった。そう、あれが美しい女性の脇なのだ!脇フェチがいるのも無理はない。
 ディラッドボードへの投影は、位置の関係から「バンドのいるスペースの下の箱にいる」ようにも見えなくはなかったが、奇しくもミクさんを映し出すプロジェクターの光と本体がうっすらと透けて見えることで、「同じ空間を共有している」という印象を強くもたらしていた。これは「アンハッピーリフレイン」でギタリストが降りてきてミクさんを囲んだり目の前の横切ったり、はっきりとミクさんを目に捕らえながら演奏することで、さらに強く印象付けられた。間違いなくミクさんは箱の中ではなく、舞台上の空間にいる、と感じられた。
 そして眼下に広がるサイリウムの海は、出てくるキャラごとに色を一瞬で変える。歌声に合わせて打ち振られる。これだけの人が一緒に、ミクさんとの空間を共有している。この強烈な「ライブ感」に、すっかり打ちのめされた。私が「ライブ」と銘打つものに求めていたものは、まさにこの感覚だった。
 前座としてsasakure.UKさん率いる「有形ランペイジ」、M.S.S.P.、拝郷メイコさんによるアクトがあったことも、気持ちを高めてくれた。前座に美声のシンガーソングライターを配するというのもまたすごい話なのだが、おかげで壁を作らず、すんなりと本編に入ることが出来た。

 特に印象に残ったシーンについて、いくつか。
・Erase or Zero
 レン・カイトというとても珍しい組み合わせだが、男声をかっこよく聞かせるこの曲が横浜アリーナに響く様子は圧巻。
・スキキライ~Shake it!
 リン・レンによる元気のいいからみのから、真ん中にミクさん登場、3人で舞台上をところせましと駆け回る。「Oh Yeah!」の歌詞は上のモニターにも登場、会場の全員で大合唱、と何も考えずに盛り上がることが出来た。
・Leia~東京テディベア~アンハッピーリフレイン
 存在感のありまくるマイクスタンドとマイク、さらにギターベースのロックの3連発。ヘドバンが止まらない。「アンハッピーリフレイン」では人間であるバンドのギタリストとの競演で、ミクさんの存在感が一気に高まる。この「3次元物体・空間との競演」が見たかったのだ。
・glow~Tell Your World~39~ODDS & ENDS
 ラストに向かって泣かせるリスト。しっとり落ち着かせたところに文化を象徴するTell Your World、誕生日を祝う39、ミクさんとP自身をテーマにしたODDS & ENDSと畳みかける。この6年とミクさんに思いを馳せると、感涙を禁じえない。
・ゆめゆめ
 ノーマル衣装に上だけピンクのミライTシャツ!いかにもアンコールらしい演出で、ミクさんはやっぱり同じ空間にいたんだ!と思わせてくれた。

 コンサートのついで、という印象もあったカルエリア・ミライエリアだったが、それぞれに楽しさがあり、全体を通して楽しめるイベントだった。
 そして何より、ミクさんを中心としたボーカロイドのコンサートに、1万人もの人を集めたこと、それも子供から年配の方まで、ありとあらゆる層の人々を集めたこと、これは大きな意義がある。
 有名なアーティストであれば、当たり前の光景かもしれない。だが、ボーカロイド曲が、ボーカロイドのキャラが、それを利用したライブが、そういうところまで、6年で駆け上がって行ったのだ。これは驚くべきことではないだろうか。
 これからもまだまだ、ボーカロイドシーンは世界を変えてくれそうだ。
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