【コラム】世界ボーカロイド大会に行ってきた6:ドイツのねいろ 

世界ボーカロイド大会で行われた「ドイツ・ボカロファン決定戦」より、ドイツのボカロファンを見ての感想ということで。

20:00から始まったこの企画は「ドイツのボカロファンに出てきてもらい、思いのたけを語っていただき、そのファンっぷりをみんなで評価しよう、というもの。現地時間は前日のお昼ごろということで、向こうにそれほど負担なく開催できていた。
登壇者は4名。
・歌ってみたをやっているコジマさん。日本名をハンドルネームとして使う、というのは、日本人がヨーロッパの名前をハンドルネームに使う感覚に近いのだろうか。残念ながら音源の発表はなく、どういう感じの声の方かはわからなかった。
・ボカロ曲を作っているニコラスさん。比較的最近はじめたということだが、発表された「処女友情↑↑」という軽快なポップスは、会場も大いに沸かせた。
・コスプレグループ。「平成狸合戦ぽんぽこ」が好きだからと言う理由で、ボカロのコスプレにたぬきをかぶせるという離れ業なコラボコスで登場。
・ドイツのボカロPとして有名なkentai(剣体)P。かなりの数の曲をすでに作曲し、アルバムも出されている方。玄人好みのトランスを披露された。

コスプレイヤーさんの、日本人にとっては「異種」とも言えるジブリ作品とのコラボは、いかにも海外の人らしい斬新なものと映り、多くの人がブログやラジオでこの点に言及している。僕はこの記事では、ドイツ人ボカロPの作る曲の「音選び」を中心にまとめようと思う。

I made the English verision of this article. Because, I'll mention about fans of vocaloid in German, one of the foreign country for Japanese in this article, it is necessary to write it in English which is one of the "de facto standard" language in the world. And, I want to explain about the sense of Japanese - for example, "Why Japanese don't think to make a fan art or costumes which is mixed with the STUDIO GHIBLI's artwork and the Vocaloid".
As this sentence is so, my English is very poor, I'm afraid that the article will be a very hard one to read for foreigners...
【Column】The World Vocaloid Convention Report #6 : The sound of German.

↑「英語版も頑張って作ったよ!」ということで。


今回聞いたニコラスさん、kentai(剣体)Pの曲には、日本人の曲にない響きがあった。和音の使い方、音の運び方に独特のものがあるため、予想した音が来ないことが時々ある。これが独特で、とても面白い。
これが何に起因するのかは、音楽の専門家ではないのでわからない。ドイツのクラシックあたりと比較してみたら面白い結果が出て来るんではないか…とは思っているのだが、欧州・欧米文化に根ざすものなのかどうかまでは判断できなかった。

しかし、確実に「ドイツのねいろ」というものはある。
中国や台湾の作曲家が作ったボカロ曲には、いかにも「それらしい」旋律が必ず入っている。全体はポップスだったりトランスだったりするのだが、二胡が響いてきそうな雰囲気の旋律が必ず混じり、これが独特のすばらしい雰囲気をかもし出している。
同じようなドイツらしさ、というものがあって、それが「予想しない音」につながっていたのではないかと思う。

今回の「ファン交流会」で、こうした「ドイツらしさ」を味わうことが出来た。アメリカでは、ブラジルでは、また他の国ではどんな曲が作られるのだろう。
これからのボーカロイドの展開が、楽しみである。
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