【コラム】「正義の奥様」のキミへ 

 「正義の奥様」の檄文(http://blogs.yahoo.co.jp/kaneco_gawa/37840179.html)読みながら、この人たち、やったはいいけど引っ込みつかなくなっちゃったんだなぁ、ってのがひしひしと伝わってきた。

 用意周到に根回しまでして出した以上、責任は取ってもらいましょ。


 元々、彼女は気に入らない作品を「アニメ・漫画」って呼んでたんだろうね。きっと気に入らない奴がそういうの好きだったんだろう。だから自分の感性に合わないもの=「アニメ・漫画」と言ってたんだよ。
 でもそういう言葉の定義って彼女の中だけの話で、世間一般に「アニメ・漫画」と言うとドラえもんやアンパンマン、ジブリ映画も含む。でも彼女はそれに気づかなかった。だから「アニメ・漫画すべてを規制しろ」「文化として認めない」なんて言っちゃったんだ。大好きなジブリが一般には「アニメ」と呼ばれるとは、思ってなかったんだよ。

 で、そのままの定義で法律を作らせちゃった。彼女はパンツアニメや大人向けのどぎついエロマンガだけを規制したくて、そういうのだけを「アニメ・漫画」って言ってたから、何も問題はないと思ってた。
 でも、世間一般は違った。ジブリも立派な「アニメ」だった。
 「となりのトトロ」には有名な入浴シーンがある。これは一部の海外の人から見れば立派な児童ポルノだそうな。つまりジブリアニメすら、彼女たちの言う「規制」を敷ききれていない。でも彼女はジブリを「規制を守ったすばらしい作品」と評価している。二枚舌じゃない。本当にジブリが憎き「アニメ」の一種だとは思ってなかったんだ。

 海外の小説に「大聖堂」というのがある。この中には建物の中でのエッチシーンと、それをのぞき見て自慰に耽り「下穿きの中に射精」する少年が登場する。で、この本は某男子校のごくごく一部の生徒の間で「合法的に購入できるポルノ」とされていた。分厚い文庫本上下巻のうち1ページにも見たない部分だが、間違いなく青少年の「性的欲求を満たす」ものであり、「性的好奇心を満たすことを求めて」彼らはその難解な本を買っていた。
 彼女はこういうものの存在を知らなかった。だから「性的好奇心を満たす目的で」と入れるだけで十分だと思っていた。
 でも実際は違った。ありとあらゆる表現が「性的好奇心を満たす目的で」と表現することが可能なのだった。

 悲劇だったのは、彼女が「正義の奥様」を自称してしまったことだった。

 小学生女子の生活では「自分が正義の立場を持っているかどうか」は何よりも重要なことだ。「正義」の立場を失えばどれだけ正しいことを言っても無視され、「正義」の立場を持っていれば、どれだけ他人をいじめようと、迫害しようと、校則を破ろうとも許された。これが小学校という場所だった。
 彼女たちはそのまま大きくなり、大人になった。「正義」の立場であれば何でもしていい反面、「正義」の看板を失うことは死を意味する、そう考えて生きてきた。
 だから今ここで、自らの認識の過ちを認め、よりエロマンガやエロアニメだけを狙い撃ちするような条項を盛り込むことはできなかった。それは自分が「正義」ではないことを認めることになるから。
 さらにその指摘が、日頃から見下してきた人間からのものであったとしたら?それが正論だったとしたら?
 なおさら認めるわけにはいかない。そんなことをしたら「正義の奥様」ではなくなってしまう。自分のアイデンティティが保てなくなる。自分の人生のすべてを否定される。

 だから、キミは過ちを認められないんだよね。まずいことしたな、と思っていても。

 …こんなこと、認められるわけもないかw
 見下してた奴に思いっきり上から見下されるなんて、耐えられないもんねw

 まぁ、キミたちのいい分が通ったら、がんばってジブリを守ってよw応援してるw
 たぶんハートウォーミングなストーリーやシーンが激減すると思うけどw

 それとも、今度はちゃんと議員に調査させて、ジブリを規制から回避させるかい?
 いや、キミたちにはそんなことできないよねw俺らの指摘に沿うようなこと、絶対にしたくないもんねwわかってるw

 せいぜい、がんばってw
スポンサーサイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://bukko3.blog33.fc2.com/tb.php/915-b7429e6e