スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【コラム】twitterにおける「非公式RT」と「晒し」(調査中間結果) 

 先日、非公式RTを行った人物について、適切な行動じゃね?とツイートしたら、「晒しの擁護だ!」と絡んできたのが2人いた。
 話を聞いていくうち、この「晒し」うんぬんは単なる口実で、1人目は単に目に付いた奴に粘着してからかいたいだけで、2人目は「お前が気に食わないからグループから抜けろ」と言いたいだけだったように見えた。なので1人目はさっくりブロック、2人目についてはご要望のとおり、幽霊部員化して久しかったグループからお暇し、各種プロフィールも変更した。某グループの皆様、お世話になりました!

 さて、彼らに共通していたのが、「非公式RTは『晒し』である」というもの。一般的に「晒し」というのは2ch発祥の用語で、誰かの発言などを掲示板で槍玉に挙げ、時には個人情報を暴き立てたりして袋叩きにするというもの。ネットゲームの晒しスレなんかが有名。
 でも、こういうことは別に公式RTで、誰かのTL上でやればいくらでもできる。そこで公式RTとの違いを聞いてみたが、彼らの返答は
「間違っていたと気づいた時、公式RTならRTされた本人が書き込みを削除できる」
「非公式RTは改変できる」
というものだった。
 前者については、間違った時の対応は「消して発言してなかったことにする」のではなく「誤りを認めて謝罪し訂正記事を載せる」であるし、他人の発言の改竄は「捏造」に当たる。2chの晒しスレでも捏造とわかった途端、全員が「知らぬ振り」を決め込んで逃げ出すか、捏造の主が簡単に割り出せたら、捏造主の晒し・叩きに矛先を変える。松本サリン事件のマスコミさながらの無責任っぷりだが、それはまた別の話として。
 結局「晒し」って何よ?と根掘り葉掘り聞いていったら、元の発言を辿れるのが「引用」でそうでないものかつ改変できるものが「晒し」であるとかなんかよくわからないことを言い始め、らちが明かなくなった。
 ともあれ、彼ら「twitter玄人」の使う「twitter用語」としての「晒し」は、一般での「晒し」とは意味が違うらしい。
 ということで、彼らの主張する「晒し」という用語の意味と「非公式RTによるツイート」の関係について考察をしていこうと思う。

 なお、題名のとおりこの考察はあくまでも中間結果であって、最終的な結論ではない。この記事のURLはtwitterにも更新情報として上げるので、twitter用語における「晒し」と「非公式RT」の関係について詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお願いしたい。情報をいただく際には、確実に理解するため、根掘り葉掘りのreplyがしばらく続くが、ご容赦いただきたく。
 また、この記事での「twitter」は「日本におけるtwitter」であることを前提としている。
 さらに「上記2名との質疑応答や、検索で入手したリンク先の記事の書きっぷりから受けた私の主観」が多分に混じった記述になっている箇所があることも明記しておく。つまりこの記事をそのまま真に受けることはして欲しくなく、特に印象に関する部分については参考程度にとどめ、情報だけを拾っていただきたい。
 まずはじめに、twitterにおける「非公式RT」とは何か、と、その問題点について確認する。その後、彼らの主張する「晒し」について考察する。

1.「非公式RT」とは何か
 twitterには、他人の発言を引用のみ行うために公式に用意された「公式RT」と、別のやり方で他人の発言を引用する「非公式RT」というものが存在する。

「リツイートとは?」(twitterヘルプセンター)
https://support.twitter.com/articles/229621-rt#

 一般的なtwitterクライアント等で「返信する」を行うと「公式RT」となり、自分のツイートとして他人の発言を引用できる。この際、引用したツイートに追記・編集は一切できず、引用したツイートに対してリンクがつく。従って確実に本人のツイートを引用し、かつ引用元への参照が適切に行えるため、引用に当たってはこの方法が推奨されている。
 しかしこれでは、引用と同じツイート内に自分の返信を書き込みたい場合にそれができない。そこで利用されるのが「非公式RT」というもので、twitterクライアントでは「引用してツイート」(twicca)や「リツイート」したのち「編集」する(HootSuite)などの操作で利用できる。これは公式RTができる前の古いタイプの引用方法で、引用元のユーザー名とその発言の前に「RT」という文字を付与することで行われる。この方法ではRTの前に自分の発言を付与することもできるが、発言者の発言そのものも変更が可能である。多くのtwitterクライアントで簡単な操作で利用できることから広く利用されている。


2.「非公式RT」の問題と引用返信に対する回避策
 この「非公式RT」については、改変以外にも「複数のフォロワーが行うとマルチポストやチェーンツイートの原因になる」などの問題点があり、使用するべきではないと強く主張する人々が存在する。冒頭に上げた2名もこの一派。
 彼らの主張として代表的なものが記載されたサイトはこちら。匿名技術者にありがちな無駄に攻撃的な書き方だが、問題点としてはまとまっている。

「非公式RTが抱える問題点」(はてな匿名ダイアリー)
http://anond.hatelabo.jp/20100118164647
 この一派における「フォロワーも対象に含む適切な引用返信の方法」として、主に以下のものが主張されているようだ。

1)公式RTの後、ドットつきreplyを利用する。
 「ドットつきreply」とは、replyのあて先部分「@(ユーザー名)」の前にドットをつける方法。これでreplyと同時にフォロワーにも発言を見せることができる。

2)Permalinkを自分の発言に埋め込みツイートする
 こちらを参照。言及先の内容はリンクで読んでくださいとするもの。

「Twitterの発言をブログで引用するならPermalinkつけてください」(聴く耳を持たない(片方しか))
http://d.hatena.ne.jp/rikuo/20090827#p2009082701

3)「RT」ではなく「QT」を利用する
 非公式RTのRTを「QT」と記載すると、twitterクライアントによってはリンクを貼り付けてくれたり、特定のユーザーにしか見せないなど、問題点を解消した「非公式RT」と同じ動きをする。公式RTがなかった頃に、引用返信用として提唱されたものである。クライアントによって処理が変わるという点はあるが、問題点の軽減に役立つ。

Twitterの公式RT、非公式RT、QTの違いを分かりやすく図で描いてみた(聴く耳を持たない(片方しか))
http://d.hatena.ne.jp/rikuo/20091213#unofficial_RT

4)そもそも引用返信などするべきではない


3.「非公式RT」に対する定説は存在するか

 それではtwitter上では「非公式RTは絶対的な禁忌である」ということが定説とされているかというとそうでもないようだ。上記に紹介したヘルプセンターには、
「自分からの重要なメッセージを付け足す場合のみ、非公式リツイートを使ってください」
との記載がある。つまり必要に応じて使ってもよいということである。
 またこちらのサイトでは、場面場面に応じた使い分けを提唱している。

Twitter初心者に捧ぐ!公式リツイートと非公式RTの違いとメリットとデメリットとは? (和洋風)
http://wayohoo.com/twitter/beginners/official-retweet-and-unofficial-retweet-mechanism.html

 嫌いではあるが、読み手側でも注意する必要があるとする立場を取っているサイトもある。

ワタクシがTwitterの非公式RTを嫌いな理由アレコレ
http://ekken.blog1.fc2.com/blog-entry-1241.html

 つまり「非公式RTを一切使うな」とする一派もあくまで「一派」であって、この一派の主張を受け入れなければならないというわけではないようだ。


4.「非公式RT」の利用実態

 とはいうものの、非公式RTでは、自分の発言を入れたいがために引用元の発言を短くしてしまうことが一般的に行われており、都合のいいように改変、短縮してしまう人物もいるようだ。私自身も先日まで、特にハッシュタグつきの発言で、短縮を明示する記号(三点リーダ等)を入れつつ、発言の短縮を何度か行ってしまったことがある。あまりよくないことだとはわかっていたが、そのようなツイートも散見されたので、問題ないのかと思っていた。今はなるべく、140文字に収まらないとわかった場合には、公式RTと地のツイートの二段で書くように心がけている。
 このような改変の横行を看過することは、たとえ議論ではなくただの会話であっても、twitterの信頼性を貶める、粗暴な、「知性と品位に欠ける」反社会的な行為である、と反「非公式RT」派は厳しく糾弾している。
 「非公式RTは『晒し』である」という主張は、このように「非公式RT」に対して苛烈な態度を取る2名により提唱されたものである。


5.twitterにおける「晒し」と2chにおける「晒し」の違い

 彼らの主張するところの「晒し」とは何か。彼らの発言を総合すると、

「自分の都合のいいように改変できる状態で他人の発言を引用し、自分に興味を持つ人々(=フォロワー)のTLに載せて気をひこうとすること」

を指すようだ。つまり、自分にとって好意的である人物に対し、自分に都合のいいように他人の言葉を改変「できる状態」で言及することはアンフェアであり、またRTという行為の信頼性を損ねるものであるため、すべきではないという主張と思われる。
 ネットゲーム系の2chのスレでは、このような都合のいい改変を行うをすることを「捏造」と呼ぶ。捏造SS(スクリーンショット)などが有名で、FF11の晒しスレなんかでは「SSはいくらでも合成できるから晒しの証拠にはならない」と一蹴する住人もいた。しかしながら「捏造可能な方法での証拠の提示」自体は問題にはされていない。なぜなら、

「ネットに限らずあらゆる情報は自身で精査する必要がある」

というのが2chの住人の考え方で、それが捏造であると判断するのも「晒しスレ」住人の責務であると考えられているからである。こうした情報の選球眼を「ネットリテラシー」と呼び、これが備わっていない人間はむしろ攻撃対象である。
 一方、twitterではこうした「ネットリテラシーに乏しい者」に対して擁護的な立場を取っているようだ。すなわち、

「情報の精度は記入者が担保するものであり、読者に情報の精査を委ねてはならない」

とする立場を取るようだ。
 私は、このような意識は、悪意ある利用者からの悪意や、何よりもソース情報そのものにおける誤りを排除しきれず、結果として2chのスレで揶揄される「デマッター」に陥らざるを得ないのではないか、と考え、ソース情報の誤りについて言及した。しかしながら彼らは、
「不確かな方法で情報を記載しようとする利用者が悪い」
と主張し続けていた。利用者全員が確かな情報の記載を続けていれば「デマッター」にはならない、と彼らは信じているようだ。

 このように、2chとtwitterでは、情報に対する意識の違いから考え方が異なっており、「晒し」と名づけられた行為そのものが異なっているようだ。前者では「袋叩きにするために特定の個人の情報を羅列する行為」であり、後者では「意図的に情報を改変できる方法で示すことで人々の耳目を集める」ことであると考えられる。twitterではその情報が意図的に改変されているかどうかは問題とされない。改変「されうる状態に置かれていること」そのものが問題とされる。


6.「晒し」と主張する人々に対処するために

 では、具体的にtwitterでどのような行動を取ればいいのだろうか。
 これは各個人において、この主張に対してどう考えるかによると考える。

1)無視して「非公式RT」を利用する
 ツイートであれ誰かへの返信であれ、web上で誰でも見られるように記載されている以上、それらを利用されることは覚悟しなければならない、情報の正確さについては読者もよく注意すべきという立場から考えれば、自身が全く改変をしていないのであれば、ごちゃごちゃ言われる筋合いはない。
 一方で、非公式RTでは参照リンクがないことや、ログそのものが消滅していることなどから、その発言が「あったこと」はもちろん「なかったこと」の証明もできない。逆に言えば「捏造し放題」なわけで、情報としての信頼性は著しく落ちる。
 たとえば誰かの発言を非公式RTして糾弾したとして、本人が元の発言を消した上で「コイツは非公式RTで発言を捏造している」とやられた場合、別の情報(改変されていないことを示す情報を含むスクリーンショットなど)がなければ証明できないことになる。逆に捏造された場合、そのような発言をしていない、と証明するのも難しい。
 従って「ネットリテラシー」の観点からは「非公式RTの内容は一切信頼するべきではない」となる。それが本当に一切改変を加えていなくても、である。
 このような信頼すべきでない記載方法をとることイコール「捏造」であり、いかなる場面であってもそのような記載方法を取る人物はすなわち「悪意ある情報発信者」である、とするのが「非公式RT」を「晒し」とする一派の解釈なのだろう。
 しかしながら、短時間のやり取りなら非公式RTでもいいではないか、と考えるのであれば、これを使い続けてもよいだろう。
 ただし、非公式RTを使うのであっても、あくまで「よく知った人物」に対するものにとどめておくのが無難であろう。特に敵意を持った人物が、非公式RTをされたところで消して捏造扱いにして陥れる、という手段を使ってくるとも限らない。
 また、非公式RTは「本文を削らないで済むか」も考慮したほうがよいと考える。本文の抜粋のしかたによっては、意味が変わるためだ。どっちみち原文を当たらないと全貌がわからなくなるぐらいなら、一旦公式RTしてしまったほうが早い。

2)代用手段としてQTやPermalink、公式RTとの2段記載方式を採用する
 一派が主張する回避手段を取り、確実な引用方法をすることである。
 しかしながら、QTはクライアントにより動作が変わる。具体的にはTweenで見た場合、相互フォローしていない相手のQTは表示されない。
 また、各方式において、元のツイートが削除された場合にどうなるのか、についてはまだ情報が得られておらずテストもまだしていないので不明である。公式RTに関しては元のツイートが消されれば消えるようなので、公式RTのツイートが削除され、残った地の文の揚げ足を取られる危険性を否定できないと考えているが、いかがだろうか。

3)引用返信をしない
 引用返信という方法そのものを止めることで、トラップを回避することができる。
 すなわち公式RTの後の文章を工夫し、「かくかくしかじかな意見があるようだが」とワンクッション置く。これで悪意ある人物がツイートを削除してトラップをしかけて来ても、「かくかくしかじか」という文章が地に残っており、かつその人物が書いたと断定もされていないので揚げ足も取られない。
 ただし、利用できる文章表現が制限され、かつ意見情報が冗長化されているのでツイート全体が長くなる。

4)その他の回避方法
 その他適切な引用返信の方法があれば。ただしそれぞれにリスクは存在すると考える。

 どの方法を採用するかは、各個人の方針次第である、と私は考える。ごちゃごちゃうるせー!と思うなら1)でもいいし、悪意ある利用者が怖いなら3)だろう。
 ちなみに俺自身は当初1)だったが、twiccaでQTが「公式RT+引用返信」に近く動作することがわかってから、2)を採用している。具体的には極力公式RTを活用、言及はQTを利用している。これはリスクとのバランスで決めた。

7.最後に
 反「非公式RT」の一派は「非公式RTを使うな」と書かないこと自体を「twitterを貶める、粗暴で品位と知性に欠ける」行為であると激しく糾弾している。一部自分の主観に基づく好みで「非公式RT」を毛嫌いしていると言いながら、「お灸をすえる」と称した執拗な人格攻撃など、強硬な態度を取ってきそうな、そんな記述が多々見られる。
 いくら「自分のTLの状態の好みを主張する権利がある」とはいえ、他人の記述の好みを攻撃するのは単なる「好みの押し付け」でしかないのでは、と思うのだが、彼らにその言葉は届かないようだ。
 しかしながら、私自身は、非公式RTを使うかどうかは、このような反「非公式RT」論者からの受けるリスクも考慮した上で、個々人で判断するべきと考える。それがネット利用というものだろう。
スポンサーサイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://bukko3.blog33.fc2.com/tb.php/888-6b7eb034

まとめtyaiました【【コラム】twitterにおける「非公式RT」と「晒し」(調査中間結果)】

 先日、非公式RTを行った人物について、適切な行動じゃね?とツイートしたら、「晒しの擁護だ!」と絡んできたのが2人いた。 話を聞いていくうち、この「晒し」うんぬん
  • [2012/05/13 12:13]
  • URL |
  • まとめwoネタ速neo |
  • TOP ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。