2ちゃんねる的な考え方 

「あるある大辞典」の捏造問題で、
昔ながらの「2ちゃんねらー」に典型的な考え方をしてる人がいてね。
もちろん元々決まった方針がないのが「2ちゃんねらー」なのだが、
「2ちゃんねる的」にはこういう考え方に落ちるだろう、という感じの結論だった。
1.自分の常識が世間一般の常識だと思っている
 これまでいい加減な実験結果を出してきた「あるある大辞典」で、
 いまさら情報の捏造が発覚したからといって、
 今さら総務省が動くのはどうなんだろう、
 信じるほうが悪いこの手の番組は、ネタなんだから放置でいい、という主張
 この主張のほとんどが、自分達の感覚が一般的だという前提に成り立っている。

 「いい加減な実験結果」であると視聴者全員がわかるわけではない。
 報道された実験結果は、厳密性にかけて疑わしいものであるとわかる、
 自明のものだと言うが、
 番組(=報告)としてまとめられたものから疑わしい部分を見抜くのは、
 普段からそういうことをしてきた人でないとできない。
 学校や会社で日常的に実験や各種報告をするだけでなく、
 自分の出してまとめた結果を厳しくレビューしてもらったり、
 そうした結果を日常的にレビューしている人でないとできない。
 世間全体でこの手の仕事に従事したことのある人は決して多くなく、
 ましてやあの時間にテレビを見られる人の中で、さらに割合は減る。
 つまり「自明」で「常識」なのはごくひと握りの人たちで、
 大部分はメディアの情報に頼って生活していて、検証することもできない、
 ということをわかっていない。

 また、世間の耳目を注目するには、
 マスメディアでの報道が一番力を持っている、ということもわかってない。
 ネットをよく見る生活をしていると、ついついネットを基盤に置きがちだが、
 やはり最も信頼性があり広報能力の高い情報ソースは、マスコミの報道である。
 銚子電鉄支援の動きを見てきても、改めてマスコミの強さと重要性がわかった。

 だからこそマスメディアはもっとしっかりやってもらわないと困るわけで…。

2.会話を楽しむと称したネタ
 この総務省が動いたことに関して、何か偉いさんが動いたのではないか、
 雪印や不二家にしてもマスコミにCMを出さなかったのが問題だ、
 と陰謀説を持ち出していた。

 マスコミが企業としての立場があるために、大スポンサーに大きなことが言えず、
 報道が出来ないことで表に出ず、結果お上が動かない、という側面はあるだろう。
 ただ、そればかりを強調して、陰謀ネタに話を持ち込もうとするのは、
 本当にそうであると信じているというより、そのほうが「面白いから」に過ぎない。
 「面白くて」「ありえそうなこと」なら何でもいい、という姿勢。

 「今回発覚した事実」に対する「お上の判断」という切り口ではなく、
 「マスコミが報道するか否か」という側面でしか物を見ないという点もある。
 マスコミに対するゴシップをささやく暇があったら、
 ほかにこのような企業が無いかを調査するなり、
 調査しない総務省を批判すればいいものを、マスコミ陰謀説を持ち出す。
 「マスコミ・バッシング」を話題を中心とする、
 大変「2ちゃんねる的な」姿勢である。

 そしてこのネタの話に誰かを引き込んだことを喜び、
 「こんな話に釣られたやつ」とバカにする。
 無視したら無視したで、自分で思いついた悪い噂を垂れ流す。

2ちゃんねるをはじめネット発のゴシップというのは、この程度のモノである。
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