ざおー(4)吹雪の果て 

山形道は真っ白な雪に覆われ、車線を区切るラインはまったく見えない。
時がたつにつれて、雪は風とともに激しさを増し、視界もさらに悪くなる。
たまーに横の車線を追い抜いていく地元の車がある以外に車も無く、
ただ前に続くわだちだけを頼りにゆっくり進むしかない。
あまりの強烈な状況に、同乗していたメンバーがデジカメを取り出し、動画を撮影。

宮城県に入ると道路状況はさらにひどくなり、突風が襲ってくるようになった。
短いトンネルでは雪の積もらない位置がトンネル直下からズレているほどの強風。
これまたおそるおそるという感じで進んでいると、
前方にうすぼんやりと車のテールランプが見えてきた。
どうやら地元のタクシーらしい。
ここはプロについていくのが無難、とこのタクシーについていくことに。
前の車のライトのおかげで、だいぶ改善された視界。
とてもこれじゃ先頭きって走る気はしないな…。

宮城川崎ICからは道路事情も改善され、雪も雨に。
ようやくスピードを上げ、東北道・国見SAに到着、先に行った全員と合流。
「この先通行止めだって~」
と聞かされて案内板を見ると、福島西~白河が事故で通行止め。
いったいどれだけデカい事故なんだ、と思いつつ、
このあとどうやって東京に戻るかを算段をしていると、
通行止めの理由が「強風」に変更、
さらに国見SA自身が通行止め地域に指定されてしまった。
こうなったら降りるしかない、と国道4号線をつかって白河まで向かうことにした。

外に出ると雨は雪に変わっていて、台風のような風が吹き荒れていた。
全員が逃げるように車に駆け込み、
車のフロントガラスの曇りがなくなるのを待って、3台連なって出発。
雪こそ積もっていなかったが、狂ったように舞う雪と、前ぶれもなく襲ってくる突風。
これではとてもじゃないが走ろうという気にはなれない。

国道4号線はやはり吹きっさらしではないせいか、比較的穏やかだった。
それでも突風にあおられハンドルを取られることが2~3回。
対向車がいない深夜というのと、道の状態がいいのが幸いした。
中通りをひたすら走る道のせいか、峠も山道もなく白河インターに到着。
那須高原SAで一休みすることになった。

少しおなかもすいてきたので、眠気覚ましもかねてそばを注文。
リーダーが一部横取りしていったので、リーダーが頼んだラーメンを一部いただく。
次の合流ポイントは蓮田SAで、これが3台そろって走る最後の区間となった。

ということでここぞとばかりにダッシュと中だるみを繰り返すいつもの走行。
でも結局少しゆっくり目で等速移動するワゴンに追いつかれる、と…。
結局全員大してかわらない時間で蓮田に到着。

蓮田ではレンタカー側に貸し出した「マトモCDセット」を返してもらった。
BUMPとかミスチルとかも入れておいたのに、なぜかCOILを聴いてたらしい。
車用のコピー版CD-Rだったので、よほど変なものだろうと期待したんだろうかw
まぁ…前の彼女に影響されてた時のモノだから、
女性2名が乗り込んでいたワゴンでかけるにはよかったんじゃないかな。

別れ際にはいつものシメの挨拶、記念写真、謎のダンス。
帰りのレガシィは小柄な人一人を送るだけとなった。
いったん別れを告げて蓮田を出発するが、途中までは同じ道。
料金所前でちょうど3台並んだので、車線全部使ってパレードっぽくしてみたり(爆
いやちゃんと後ろに車来てないの確認してからやりましたよ!?

車内BGMは、その前まで男一人だからということでみとせのりこをかけていた。
ここから乗り込んできたのが女性なので、ここはまともなのに入れ替えようとしたら、
「むしろマニアなのを聞かせて」と言われたので、結局みとせのりこのまま…。
いや悪い曲じゃないと思う!でもインディーズの女性ボーカルものだし!
知ったきっかけが「大航海時代Online」ユーザーのフラッシュのBGMからだし!
…ALI PROJECT突っ込む余裕はなかったです、ごめんなさいm(_ _)m

無事に家の近くまで送り届け、自分が家に着いた頃には5時半を過ぎていた。
結局8時間以上のロングドライブ。
いろいろあって面白かったけど、さすがに疲れたな…。
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