ざおー(3)ホワイトアウト 

翌朝は猛吹雪だった。

まずは山頂に赴くが、外に出るのも躊躇したくなるぐらいの強風・吹雪。
完全防備状態で地蔵のところまで向かい祈りをささげる。
正直立っているだけでもやっとの状態。
その後男性陣がコースを滑走しようと向かって行ったが、
ゴーグルの性能が悪く曇りがまるで取れない状態では危険、
と思った俺は断念、ゴンドラで降りることに。
ゴンドラはケーブル2本に支えられたものだったが、それでも強風で揺れる揺れる。
無事に降りてくれ~と思いつつ、なんとか「樹氷高原駅」まで下りた。
黒姫方面に初級斜面を降りるが、
ただでさえキリで視界が悪い上、1分ともたず曇り始めるゴーグル。
2回ターンをすると足元すら見えなくなる。
どこかのスキー場で急場しのぎで買ったモノの性能の悪さを呪いながら、
滑るというより下山モードでじわじわ降りていく。
追いついた男性陣と一緒に黒姫のゴンドラ乗り場に到着、
もう1回ここを降りよう、というときに、ついに道を間違えた。
気がつくと横倉の壁の下にいる…黒姫【どこですか?】
とりあえず下に向かうと、黒姫に向かったメンバーから電話がかかってきた。
迷って謎の場所に出てしまったことを伝える。
ゴーグルを取りに宿に戻った人からの電話は取れずじまい…ゴメンorz
横倉の一番下を1本滑ったが、ここですらゴーグルは役に立たず。
もうダメだ、と引き上げることにした。

荷物を整理したりしているうちに、上から仲間が戻ってきた。
帰るにあたり、車の下の雪をかきだしている。
レガシィもすっかり埋もれてしまっている…。
一旦着替えた服をウェアに戻し、雪と格闘。
その間着々と荷物整理が続いており、むしろ俺自身の準備出遅れてしまい…orz

ともあれ、全員の荷物を積み終え、
スノーダンプを駆使して車を掘り出したところで、一旦車を出してみることに。
1台目…クロカン4駆。車高も高く、アッサリ脱出。
2台目…レガシィ。まっすぐ出さずにちょっとナナメに出そうとしたら、
エアロパーツが引っかかって一瞬カメ状態にΣ(゚Д゚)!!!
慌てて車を戻し、雪を押しのけた部分をうまいこと使って脱出。
3台目…レンタカーのワゴン。丁寧に掘って丁寧に出した結果、簡単に脱出成功。
そしてそれぞれ適当な車に乗り込み、吹雪の中を温泉に向かうことになった。

温泉施設は山の中にあり…吹雪で道は埋まっているため、雪の坂道を登る。
施設のすぐ下、カーブつきの坂のところで、
うちらのレガシイが抜けた直後に事故発生orz
道がふさがり、後ろのワゴンがこれ以上進んでこれなくなった。
施設にあった地図で迂回路を発見、それを伝えてそちらから来てもらうことに。
スリップしたと思しきワゴンが、一般車両と接触している…コワイ…。

紆余曲折あって入った温泉は、温泉場らしい風情のあるものだった。
外の露天風呂では目の前で雪に包まれた木々と斜面がライトアップされ、幻想的な雰囲気。
頭に雪が積もり髪が凍ったり、吹雪が吹き荒れるたびに雪が顔に当たったり、
外の寒さになかなかあがれなくなるのもまた一興。
そんな中、あがるついでにしばらく外に立ち尽くすつわものが…
膨大な湯気が体から立ち上る様子はすごかったが、
さすがに寒すぎたのか慌てて内湯に戻っていった。

ここではみやげ物として湯の花と牛タンジャーキー、ずんだ餅を獲得。
家に帰ってからの楽しみも確保。

またふりつもっていた車の上の雪を払い、
新幹線で先に戻るメンバーを送るため山形駅に。
事故がおきていた現場はギア1でクリープを使って降りる。
この状態ではスタッドレス+4WDでも過信はデキマセン。

蔵王温泉街から山形市街への有料道路も、雪で覆われていた。
あえてスピードは落とし気味に進んでいたのだが、
少しでも急ハンドルを切るとタイヤが滑ってヒヤリとする。
とてもここをガンガン進んでいく気にはなれなかった…。

山形駅で新幹線で帰る一人を見送ったあと、駅ビルの焼肉屋で食事。
山形牛のサーロインステーキを注文する人がいたので、
俺も対抗してサーロインステーキを…。
いや~、肉はやわらかいし、脂はしつこくないし、最高ですなヽ(´▽`)ノ
いっしょに頼んだ冷麺も、本格的な麺に辛いスープがよく合い、大変うまかった。
あとで調べるとここの店、焼肉もそうだが、冷麺がうまいと有名なとこだった。
今度また別の機会に、ぜひ行きたいところ。

そうして21時ごろ、雨が降りしきる山形を出発。
次の合流地点は東北道・国見SA。
インター近くのGSで念のため給油してたら、雨が大粒のぼたん雪に変わった。
雪の高速道路はいやだねぇ、と同乗した一人と話しながら、山形道に入る。
…このあと雪どころじゃなくなるとは、誰も思っていなかった…。
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